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「バイエルンやPSGが…」古橋亨梧同僚FW買取を中村俊輔の元チームメイトが猛プッシュ!

セルティック・パーク 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属するポルトガル人FWジョタ(22)は、日本代表FW古橋亨梧(26)とともに前線の主力として活躍している。その中、現役時代に元日本代表MF中村俊輔(43)とともにセルティックでプレーしていたジョン・ハートソン氏が、ジョタの買い取りオプション行使を求めた。11日、英紙『サン』が伝えている。

 ジョタはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカで構想外となると、移籍市場最終日である8月31日にセルティックへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。9月の代表ウィーク明けから公式戦全13試合で先発出場し、すでに6ゴール6アシストをマーク。左ウイングのレギュラーに定着する中、今月7日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第13節・ダンディー・ユナイテッド戦では2ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献している。

 古橋亨梧とともに必要不可欠な戦力となっているジョタだが、イギリスメディア『スカイスポーツ』は今年9月に買い取りオプションの設定額が600万ポンド(約9億1000万円)以上であると報じていた。また、『THE CELTIC BHOYS』をはじめセルティックの専門サイトは、これまで複数回にわたりジョタの完全獲得を勧める記事を掲載している。

 その中、セルティック在籍時の2004/05シーズンにリーグ得点王に輝いた実績を持つハートソン氏は「ジョタはセルティックで素晴らしい印象を与えている。(彼の去就決定においては)セルティックに優先権があるとはいえ、必ずしも彼を獲得できるわけではない。確かに買い取りオプションはあるが、セルティックにとどまるかどうかはジョタ本人と代理人が決めることだ」

 「来年2月までに20ゴールをあげた後、バイエルン・ミュンヘンが代理人に『彼の獲得に導いてくれたら1000万ポンド(約15億2000万円)あげるよ』と言ってきたら、セルティックとしては困るだろうね。そんな可能性もあるのだ。だからこそ、私は彼を獲得しようと言っている」

 「バイエルンやPSG(パリ・サンジェルマン)がやってきて、『この子が欲しい、彼は22歳だ、セルティックを盛り上げてくれた、彼はダイナマイトのようだ』と言うかもしれない。代理人は、今のゲームを動かしているんだ。彼はとても特別な選手だから、セルティックができるだけ早く(買い取りオプションの行使)を実行することを勧めるよ」と語った。