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吉田麻也、サンプドリアと契約延長交渉進めるも…クラブの意向は…

吉田麻也 写真提供: Gettyimages

 日本代表DF吉田麻也(33)とサンプドリアは契約延長にむけて交渉を進めているようだ。11日、サンプドリアの専門サイト『SAMP NEWS24』が伝えている

 吉田麻也は昨季、クラウディオ・ラニエリ前監督のもとでセリエA32試合に出場すると、今季もロベルト・ダベルサ監督のもとでここまでリーグ戦全12試合でフル出場。ガンビア代表DFオマー・コリー(28)とともに守備陣における中心選手としての役割を担っている。また、同選手は先月12日の第3節・インテル戦や先月26日開催の第6節・ユベントス戦でゴールを決めるなど、イタリア国内屈指の強豪相手に本来のパフォーマンスを発揮していた。

 そんな吉田麻也とサンプドリアの契約期間は来年6月までとなっている。その中、同選手はすでに代理人を通じて来夏残留の意向をクラブ側に伝えている模様。すでに両者は2023年6月までの新契約締結にむけた交渉を進めているという。

 ただ、サンプドリアは来季の構想を考慮するにおいて、吉田麻也のフィジカルコンディションを評価した上で契約更新に関する判断を下したいとのこと。また、クラブは9月23日開催のセリエA第5節・ナポリ戦以降、リーグ戦で1勝1分6敗と苦戦を強いられている現状を踏まえて、契約延長が決定した際の公式発表はしばらく間を置いてから行いたい意向を持っているようだ。