代表チーム フランス代表

東京五輪出場も視野に。フランス代表招集外つづくベンゼマの代理人「彼がいることによって…」

カリム・ベンゼマ 写真提供:Gettyimages

 レアル・マドリードに所属するFWカリム・ベンゼマは2021年夏に開催予定となっている東京五輪への出場を視野に入れているかもしれない。1日、フランスメディア『Le 10 Sport』が伝えている。

 ベンゼマは現在、レアル・マドリードで必要不可欠なストライカーとしてチームを支えており、今季もここまで公式戦23試合で先発メンバーに名を連ね、すでに15得点をあげている。一方、同選手はフランス代表の一員として通算81試合に出場しているが、代表チームで同僚の関係にあったMFマテュー・バルブエナを恐喝したとして逮捕されて以降、招集されていない。

 現在でもベンゼマがフランス代表に招集されないことに対しては先日、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が疑問を呈していた。その中、同選手の代理人はフランスメディアのインタビューにおいて「彼の代表チームにおけるキャリアはまだ終わっていない。東京オリンピックへの参加を望まない選手はいないはずだ。もし東京オリンピックのメンバーに彼が求められるならば、すぐに応じるだろう」とコメント。

 そして「ディディエ・デシャンはフットボールを大いに好んでいるが、なぜ彼はカリムを招集しないのだろうか。カリムがいることによってチームがより良くなることを彼は知っているはずだ」と語っており、現在もトップレベルのパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、代表チームのメンバーに選ばれない現状に対する不満をのぞかせた。