Jリーグ 柏レイソル

柏レイソル、本田圭佑の元同僚FW獲得を来週にも公式発表か!ボタフォゴにもメリットが…

柏レイソルのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルは元日本代表FW本田圭佑が所属していたボタフォゴFRのFWペドロ・ラウルの獲得を来週中にも発表する可能性が高いようだ。1日、ブラジルメディア『LANCE!』が報じている。

 ペドロ・ラウルは昨年1月にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のヴィトーリアからフリーでボタフォゴFRに加入すると、今季カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で25試合に出場して7ゴールをあげている。同選手の去就を巡っては、先週に日本をはじめブラジル国外の複数クラブが関心を示していると伝えられており、25日に行われた第32節・フルミネンセ戦ではベンチ外となっている。

 その中、柏レイソルは1月下旬からボタフォゴFRとクラブ間交渉を開始。移籍金として200万ドル(約2億900万円)を提示したこともあり、交渉は順調に進んでいるものとみられるが、『LANCE!』は新型コロナウイルス関連のプロトコルにより正式な公式発表は来週中になると伝えている。

 また、ペドロ・ラウルとボタフォゴFRの現行契約には全公式戦の60%以上に先発出場した場合に150万ユーロ(約1.9億円)にのぼるボーナスが発生するという条項が設定されているが、今冬退団の場合にはボタフォゴFRが同選手にこのボーナスを支払う必要が無くなるようだ。

 なお、今冬のマーケットにおいてケニア代表FWマイケル・オルンガを中東クラブに放出したことにより多額の移籍金を手に入れる柏レイソルは、すでにMFロドリゴ・アンジェロッティとMFドッジの獲得を決めている。