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浦和レッズFWレオナルドの去就に影響必至。元イタリア代表のペッレが中国クラブ退団

グラツィアーノ・ペッレ 写真提供: Gettyimages

 セリエAのパルマは1日、中国スーパーリーグの山東魯能泰山に在籍していた元イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレの獲得を公式発表している。

 ペッレは2016年夏にサウサンプトンから山東魯能泰山に加入。1500万ユーロ(約17億1000万円)という当時世界で5番目に高額な年俸を受け取っていることで大きな話題を寄せていた。同選手は今季、ここまで公式戦16試合に先発出場し8ゴールをあげているが、中国スーパーリーグが昨年末に2021年からサラリーキャップ制の導入を突如発表したことによりセリエA復帰の可能性がささやかれていた。

 同選手の去就を巡っては、かつてイタリア代表で指揮を執り、現在はインテルを率いるアントニオ・コンテ監督との再会するという噂が飛び交っていたほか、前線の選手層強化を目指すユベントスもリストアップしていると伝えられていたが、パルマがペッレと今年6月までの契約期間でサインを交わしている。また、今回の契約ではパルマが今季セリエA残留を果たした場合にのみ有効な契約期間延長のオプションが付帯されているようだ。

 一方、山東魯能泰山はペッレ退団に伴い新たなストライカーの確保に向けて動いているものとみられるが、明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するFWレオナルドにターゲットを絞っているようだ。レオナルドは2018シーズンにJ3リーグのガイナーレ鳥取に加わると、翌2019年にアルビレックス新潟へ移籍。そして昨年に浦和レッズへ加入すると、3シーズン連続で2桁ゴールをマークしていた。