日本代表・海外組 海外日本人選手

W杯日本代表落選・元FC東京GK野澤大志ブランドンが移籍へ!「期待できる選手いない」「売却決断」

野澤大志ブランドン 写真:アフロスポーツ

 FIFAワールドカップ北中米大会・日本代表メンバーから落選したGK野澤大志ブランドンは、ベルギー1部ロイヤル・アントワープからステップアップ移籍する見込み。古巣のFC東京には、一定額の連帯貢献金が支払われる見込みだ。

 ベルギー『HBVL』は27日、アントワープの補強戦略を特集。「アントワープは来季に向けて多くの課題を抱えているが、限られた資金の中での戦いになる可能性が高い」と、補強予算に限りがある現状を伝えた上で、「今季の期待外れの成績を受け、アントワープの選手獲得に各クラブが殺到する状況ではない」とも指摘している。

 そんな苦境の中で、唯一の”高額売却候補”として浮上したのが野澤だ。『HBVL』は「9試合のクリーンシートと数々の好セーブを記録し、ベルギーでの適応期間を経た後には高い能力を示した」と評価。「アントワープは数百万ユーロ規模の資金を必要としており、他に高額移籍が期待できる選手がいない。そのため、野澤の売却を決断した」と報じた。

 古巣のFC東京にも恩恵がある。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、野澤の市場価値は250万ユーロ(約4億5,700万円)。仮に同額で移籍が成立した場合、FC東京が受け取る連帯貢献金はその3.5%、およそ1,600万円だという。

 なお、野澤に関心を寄せているクラブ名は現時点で報じられていない。それでもベルギー『VI』が3月の時点で「ベルギー国外のスカウトは、野澤のパフォーマンスを見逃してはいない」と国外クラブからの関心を伝えていただけに、GKの移籍市場の動き次第では日本人守護神の獲得へオファーを提示するクラブが現れるだろう。