プレミアリーグ ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン

プレミアリーグ残留に向かうWBA、アーセナルから23歳イングランド代表DFを獲得!

写真提供:Gettyimages

 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は1日、アーセナルからイングランド代表DFエインズリー・メイトランド=ナイルズの獲得を正式に発表した。契約は今シーズン終了までの期限付き移籍で、買い取りオプションは含まれていない。

 英メディア『スカイ・スポーツ』の報道によると、この23歳のユーティリティプレーヤーを巡っては、WBAの他、レスター、サウサンプトンなどのクラブも獲得に興味を示していたが、アーセナルがプレミアリーグでの欧州カップ戦の出場権を争うライバルを強化したくない理由もあって、WBAが争奪戦を制した模様だ。

  メイトランド=ナイルズは、次のユーロ(欧州選手権)でプレーするチャンスを増やすために、ファーストチームでの定期的な出場機会を熱望していた。WBAへの加入であれば本来好むミッドフィルダーでのプレーも可能になることから、同選手は月曜日のランチタイムにアーセナルの監督ミケル・アルテタに直談判し、移籍期間最終日にローン移籍の決定に至った。

 なお、同選手は夏の移籍市場でウルバー・ハンプトンへの加入が目前とされていたが、アーセナルは1500万ポンド(約22億)の入札を断っている。 メイトランド=ナイルズはアーセナルの下部組織出身であり、2014年にトップデビューを果たして以来、クラブで通算121試合に出場している。