シャルケは1日、アーセナルから元ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィの完全移籍での獲得を発表した。契約期間は6ヶ月で、アーセナルには少額の移籍金が支払われる見込み。
英メディア『スカイ・スポーツ』によると、今シーズン、ムスタフィはアーセナルでのポジション争いに敗れた後、母国リーグ（ドイツ）への移籍を強く希望していた。
アーセナルの監督ミケル・アルテタはムスタフィの移籍について「ムスティ（ムスタフィの愛称）は長い間私達のキープレイヤーでした。彼の練習への姿勢、高いプロ意識ははいつも我々の助けになり、アーセナルの誰もがシャルケでムスティがうまくいくことを願っている」と労う言葉を述べた。
2014年ドイツでワールドカップ優勝を果たしたムスタフィは、2016年にバレンシアから3500万ポンド（約50億円）の契約でアーセナルと契約。 エミレーツ（アーセナル・スタジアム）に4年半の滞在中、FAカップで2回の優勝を経験し、2019年のヨーロッパリーグ準優勝にも貢献した。なお、今シーズンのムスタフィは9回のみの出場に留まっており、プレミアリーグの出場機会はわずか3回であった。
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