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サッカー史上最速シュートTOP10。時速211キロを記録した選手は誰?

写真提供:Gettyimages

サッカーの試合を観戦する時に最も盛り上がるのはゴールシーンだろう。その形は様々だが、パワーを伴った強烈なスーパーシュートは美しく、スタジアム内外の観戦者に興奮をもたらす。

そんなスーパーシュートのうち、サッカー史上最速のシュートを放った10人の選手たちを紹介しよう(英メディア『SportsZion』掲載データより、欧州リーグから選出)。

プロサッカー選手の平均シュートスピードは時速約100kmと言われる中、本ランキング1位の選手はなんと時速211kmのフリーキックをゴールに叩き込んでいる…。


ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供:Gettyimages

10位:ズラタン・イブラヒモビッチ

シュート速度:150km/h

インテル(2006-2009)パリ・サンジェルマン(PSG・2012-2016)マンチェスター・ユナイテッド(2016-2018)など、様々なビッグクラブでプレーしてきた現在ミラン所属の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。

イブラヒモビッチはPSG所属時の2013年10月、チャンピオンズリーグ(CL)2013/14シーズン・グループステージ第3節のRSCアンデルレヒト戦(0-5)で4ゴールを挙げて活躍。うち1つで時速150kmのスーパーシュートを記録した。

そのゴール映像がこちら。(表示されない場合はこちら


イブラヒモビッチの素晴らしいプレーもあって、この時PSGはCLグループステージを見事に突破し決勝ラウンドに勝ち進んでいる(準々決勝でチェルシーに敗退)。


ダビド・トレゼゲ 写真提供:Gettyimages

9位:ダビド・トレゼゲ

シュート速度:154km/h

2000年から2010年にかけてユベントスの攻撃の要として活躍し、セリエAの人気選手となった元フランス代表FWダビド・トレゼゲ(2014年に引退)。ユベントスでの10年間で320試合中171得点を挙げ、現在も同クラブの歴代最多得点ランキング4位(データ:Transfermarkt)につけている。

一方、トレゼゲが記録した最高速度のシュートは、ユベントス時代ではなく、モナコに所属時(1995-2000)のものだ。

1997/98シーズン、CL準々決勝。モナコはホームでマンチェスター・ユナイテッドと0-0で引き分け、1998年3月18日アウェーの第2戦も1-1と引き分けに終わる。しかしながらアウェーでの1得点が決め手となり、準決勝に進むことができた。そのゴールが、トレゼゲの時速154kmのキャノンボールであった。


アンソニー・イエボア 写真提供:Gettyimages

9位:アンソニー・イエボア

シュート速度:154km/h

アイントラハト・フランクフルト時代(1990-1995)に2度のブンデスリーガ得点王(1992-93、1993-94)となった元ガーナ代表FWアンソニー・イエボア(2002年に引退)。

フランクフルトで初めての黒人選手として人種差別にも苦しんだと言われているが、数多くの得点で信頼を勝ち得、キャプテンに選ばれるまでに重要な存在となった。

そんなイエボアが、1995年1月にプレミアリーグのリーズ・ユナイテッドへ移籍し大暴れ。1995/96シーズンのクラブMVPに選ばれた上、ウィンブルドン相手に挙げた時速154kmのロングシュートが同シーズンのベストゴールに選出された。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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