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浦和スコルジャ監督を挑発!サウジ紙「アル・ヒラル攻撃陣に怯えている」

マチェイ・スコルジャ監督(写真左) 写真:Getty Images

 浦和レッズは6日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルを埼玉スタジアムで迎え撃つ。この一戦の前日会見で浦和のマチェイ・スコルジャ監督がアル・ヒラルに言及。サウジアラビアメディアが同監督のコメントをもとに浦和を挑発している。

 浦和は先月29日に敵地で行われた1stレグを1-1で終了。13分に先制ゴールを許したものの、53分にFW興梠慎三のゴールで同点に追いついたほか、86分にはFWサーレム・アッ=ドーサリーがMF岩尾憲に対する報復行為により一発退場。アウェイゴールにくわえて、アル・ヒラルがMFサルマーン・アル=ファラジュなど複数選手を欠くことから、2ndレグを前に優位に立っている。

 そんな中、サウジアラビア紙『アル・リヤド』は1stレグの戦い方に対するスコルジャ監督の発言に注目。浦和は1stレグでボール支配率30%を下回っていたが、これについて指揮官は「これだけの技術を持ったチームを前にスペースを与えないことは心がけていたが、守備的に戦うという狙いではなかった。アル・ヒラルが我々に攻撃させてくれなかった」と語っていたという。そして同紙はこの発言をもとに「浦和の監督は、アル・ヒラル攻撃陣に怯えている」と伝えている。

 なおアル・ヒラルは2ndレグの外国人出場登録枠を、MFアンドレ・カリージョ、FWオディオン・イガロ、MFミシャエウ、元FC東京所属選手であるDFチャン・ヒョンスに割り当てている。タイトルをかけた大一番を前に、メディア報道において前哨戦が繰り広げられている。