Jリーグ 鹿島アントラーズ

鈴木優磨を鹿島サポ罵倒も。内田篤人氏がJサポに苦言「1対1で話させて」

内田篤人氏 写真:Getty Images

 かつてシャルケや鹿島アントラーズでプレーしていた元日本代表の内田篤人氏が、クラブの成績不振時におけるサポーターと選手の関係に言及。サポーターの言動について持論を述べた。

 Jリーグ公式戦では、先月15日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第8節・鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸の試合後の光景が話題に。鹿島は1-5と大敗を喫すると、ホームゴール裏サポーターと選手たちによる意見交換が行われた。

 その意見交換では、中心選手であるFW鈴木優磨が「勝てないのは俺らのせい。でも、俺らを後押ししてくれよ」、「俺らも100%やってる。結果が出てないのは俺らが全部悪い。でも、まだ巻き返せるチャンスは俺らにはある」とゴール裏団体『IN.FIGHT(インファイト)』のメンバーに説得。しかしメンバーのひとりは「ねーよ!」、「おめーらに気持ちを感じねーんだよ!」と同選手を罵倒している。

 選手とサポーターのやり取りに関しては、SNS上で再三にわたり議論が飛び交っている。そんな中、内田氏はDAZN制作番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』出演時に「サポーターに試合後出てこいと言われたら、全然出て行くし喋るけど、1対1で話させてほしい」と注文。

 「みんなにわーって言われても話が進まない。次も試合があるんだから時間を使ってもあまりいいことがないんですよ」と、一部サポーターの態度に苦言を呈するとともに、現役時代に経験したサポーターと意見交換時の気持ちを明かしている。