
嶋本悠大(清水エスパルス)
ヴィッセル神戸を2023・2024年のJ1連覇に導いた吉田孝行監督を新指揮官に迎え、百年構想リーグに臨んでいる清水エスパルス。J1全チーム中2番目に多い引き分け数が示す通り、勝ち切れないゲームも少なくないが、堅守を武器に現時点でWEST4位につける戦いぶりを見せている。
そんな清水は、GW期間中の3試合で2勝1分と勝ち点5を積み上げた。そしてこの3試合で最も脚光を浴びたのが、高卒2年目のシーズンを迎えているMF嶋本悠大だ。ルーキーイヤーの昨季は13試合に出場したものの、先発は5試合にとどまり、直接ゴールに関与することはなかった。しかし今季は、すでに6試合で先発出場を果たし、3ゴールを記録。チームの勝ち点獲得に大きく貢献している。
第9節のV・ファーレン長崎戦でJ初ゴールを挙げると、GW中は第13節の長崎戦でも先制点をマークし“長崎キラー”ぶりを披露。残念ながらチームは敗れたが、強引なサイド突破などゴールシーン以外でも多くの見せ場を作った。
続く京都サンガ戦では、相手に退場者が出たこともあり、後半に入って清水が攻勢を強める展開に。後半半ばに同点へ追いつくと、その直後には嶋本が左サイドから中央へ切れ込み、鮮やかなミドルシュートで逆転ゴールを奪取。逆転勝利の立役者となった。
GW中の3試合すべてでスタメン出場を果たし、自信を深めたであろう嶋本。残りわずかなシーズンでも同様の活躍を見せられるか。覚醒しつつある若武者に注目だ。

南野遥海(ガンバ大阪)
GW中、現在首位に立つ名古屋グランパスや2位ヴィッセル神戸との連戦に臨んだガンバ大阪。残念ながら名古屋戦こそ敗れたものの、3試合で勝ち点4を積み上げ、3位で上位2クラブを勝ち点3差で追う展開となっている。
この3試合で大いに存在感を放ったのが、ユース出身の点取り屋FW南野遥海だ。2023年にはテゲバジャーロ宮崎で10ゴール、2024年には栃木SCで7ゴールを記録。J3、J2とカテゴリーを問わず結果を残してきたストライカーが、ここにきてG大阪のエースに名乗りを挙げている。
G大阪へ復帰した昨季は、10試合出場で1得点にとどまった南野。しかし今季は出場機会を増やし、ここまで13試合に出場している。そして、このGW中の3連戦では持ち前の得点力が光った。
第13節の京都サンガ戦では、試合終了間際にチームへ勝ち点をもたらす同点ゴールを記録。さらに勢いそのままに迎えた神戸戦では2ゴールを挙げて大勝に貢献した。
J1でも、ついに得点量産の気配を漂わせ始めている南野。現在のチームエースは、今季も8ゴールを記録しているFWデニス・ヒュメットとの見方が強いだろうが、南野にはその座を脅かす存在になってほしいものだ。
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