
榊原彗悟(大分トリニータ)
2018年のJ1リーグで18位に終わり、J2降格を味わった大分トリニータ。直近2シーズンはいずれも16位と低迷しており、クラブ史上2度目となるJ3降格が危ぶまれている。そんな大分の復権のカギを握る存在が、MF榊原彗悟だ。
榊原はユース時代の2018年、Jユースカップ優勝メンバーの一員として活躍し、自身も大会MVPを獲得。将来を嘱望される存在だった榊原。2019年にJFLのラインメール青森へ加入しキャリアをスタートさせると、2022年には古巣の横浜F・マリノスへ完全移籍。翌2023年からの2シーズンは出場機会こそ限られたものの、トップチームでのプレーを経験した。
2025年に大分へ完全移籍すると、昨季は32試合と多くの出場機会を得て低迷するクラブを支えた。今季もチーム内での序列は高く、ここまで13試合に出場して2つのアシストを挙げるなどチームの心臓としての役割を果たしている。
横浜FMでは出場機会が限られたが、J2の舞台で着実に経験を積み重ね、成長を遂げている榊原。近い将来、横浜FMに限らずJ1の舞台へ返り咲く可能性は十分にある。
鈴木雄斗(湘南ベルマーレ)
J2クラブを支えるベテラン選手の中にも、横浜FMユース出身選手は存在する。昨季J1で19位に終わり、2017年以来となるJ2を戦う湘南ベルマーレに所属するMF鈴木雄斗だ。
鈴木は2012年に水戸ホーリーホックへ加入し、Jリーグデビュー。初年度から19試合に出場するなど徐々に存在感を高め、2015年には27試合6ゴールという数字を残した。2016年に移籍したモンテディオ山形でも活躍を続け、加入2年目には31試合5ゴールをマーク。水戸時代と同様、高い得点力でもチームを支えた。
こうしたJ2での実績が評価され、2018年には川崎フロンターレへ移籍しJ1デビューを果たす。その後、ガンバ大阪への期限付き移籍も経験したが、J1での出場機会は限られた。それでも2020年に当時J2の松本山雅へ移籍すると再び主力として躍動。翌2021にジュビロ磐田へ完全移籍すると、以降は毎年ゴールとアシストを合わせて二桁に関与し、チームに欠かせない存在となった。
2024年に湘南ベルマーレへ移籍後も、その立場は揺るがない。直近2シーズンはいずれもほぼ全試合に出場し、低迷するチームの中で奮闘。今季もここまで11試合に出場している。新シーズンに向け、湘南のJ1復帰へどこまで貢献できるか。数々のクラブを渡り歩いてきたベテランの働きぶりに注目だ。
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