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後藤啓介はアンデルレヒトを離れられるのか?「本当に望むのであれば、それは…」

後藤啓介 写真:アフロスポーツ

 ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に同リーグのアンデルレヒトから期限付き移籍中の日本代表FW後藤啓介は、現地4月23日に行われた契約元となるアンデルレヒトとのプレーオフ1第4節で決勝点を挙げ、ゴールパフォーマンスと発言でも注目を集めた。自身はアンデルレヒトの信頼不足を感じているようだが、その評価と実情に差がある状況が浮き彫りとなっている。

 ベルギーメディア『Voetbalbelgie』は、「アンデルレヒトは後藤を確かに信頼している」と題した記事を報じ、サッカー界では一部の解説者や元選手は、事実確認をせずにポッドキャストで強い言葉を発することが少なくないと苦言を呈した。そして今回の後藤の件も同様であると伝え「アンデルレヒトは後藤を信頼していない」という論調が広がっているが、これは全くの誤りだとの見解を示した。

 同メディアは、後藤がアンデルレヒトから信頼されていない、それがリベンジの動機になったと述べたと伝えている。しかし同メディアは、「この考え方は不可解であり、多くの事実がそれとは逆であることを示している」と問題提起し、以下のように考察した。

 「アンデルレヒトは2024年に買い取りオプション付きのレンタルで後藤を欧州に呼び寄せ、2025年には買い取りオプションを行使した。これは最初の明確な証拠である」「アンデルレヒトは1月に後藤の復帰を試みており、これも信頼の証である」

 さらに同メディアは、後藤がSTVVでベルギー1部屈指のストライカーの一人へと成長しているとの見解を示し、以下のように伝えた。

 「アンデルレヒトはその成長に非常に満足しており、引き留めに動くことは間違いない。繰り返すが、信頼は大きい」「もし後藤がブリュッセルを離れることを本当に望むのであれば、それは実現するだろう。ただし、その前に十分な話し合いが必要であり、とりわけ選手の代理人との協議も重要となる」