
マインツ所属のFIFAワールドカップ北中米大会日本代表候補MF佐野海舟には、以前から今夏移籍の可能性が取りざたされている。一部では移籍金がおよそ130億円と報じられているが、その額を裏付けるかのように、いまプレミアリーグの頂点に立つ3クラブが同時に動向調査に入っていることが明らかになった。
海外メディア『all asian football』のダニーロ記者が報告した内容は衝撃的だ。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール——欧州屈指のビッグクラブが一堂に、佐野の獲得レースに名乗りを上げているという。「非常に高いレベルのシーズンパフォーマンス」という評価が、これほどの競争を生んでいる。
ドイツ『ビルト』によると、マインツのスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデルは、すでに7000万ユーロ(約130億円)という強気な基準額を設定済み。簡単に手放す気など毛頭ない、という姿勢の表れだ。
だが現実を直視すれば、3クラブが同時に関心を示している以上、夏の市場が開いた瞬間に入札競争が過熱する展開は十分ありうる。むしろ問題は金額ではない。今季ここまでブンデスリーガ全試合でスタメン出場で、かつ走行距離で驚異的な数値を叩き出している佐野自身がどのビジョンを選ぶかだ。
ダニーロ記者が特筆したのは「W杯が移籍市場における重要な要素となる」という点。130億円という移籍金の設定額にひかれるが、W杯でパフォーマンスを落とせば交渉カードは目減りする。W杯という舞台が、選手の市場価値を左右するかもしれない。
なお、佐野にはすでにブレントフォード、ボーンマス、MF堂安律所属のアイントラハト・フランクフルト、ボルシア・ドルトムント、バイエル・レバークーゼン、ノッティンガム・フォレスト、DF伊藤洋輝所属バイエルン・ミュンヘンからの関心が報じられている。少なくとも10クラブが争奪戦に加わる可能性があるだけに、マネーレースが過熱するシナリオは十分想定できる。
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