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鳥栖、新里裕之GMの契約解除発表!取締役は約4か月で辞任も理由明らかにされず…

サガン鳥栖

 明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖は今月12日、新里裕之氏の取締役辞任とゼネラルマネージャー(GM)職の契約解除を行ったと公式発表している。

 サガン鳥栖は昨季終了後に元日本代表MF高橋秀人やMF原川力をはじめ複数の主力選手が退団した一方で下部組織からトップチーム昇格を果たした若手選手を中心としたチーム作りが結果に表れている。また、2018年に元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得に尽力した竹原稔氏株式会社サガン・ドリームスが代表取締役社長を退任。後任として福岡淳二郎氏が代表取締役社長に就任する中、今シーズンを迎えていた。

 その福岡淳二郎代表取締役社長を筆頭とした新体制において、新里裕之氏は今年2月にGM職に就任。今年6月には取締役にも就任していた。しかし、クラブの発表によると、同氏は9月に取締役を辞任すると、先月にはGM職を契約解除となったとのこと。ただ、クラブは新里裕之氏に関する決定事項の理由について明らかにしていないほか、同氏のコメントも公式サイトに掲載されていない。

 なお、新里裕之氏はFC琉球の初代監督を務めた後、ブラウブリッツ秋田でヘッドコーチやGMを歴任。そして2015年から栃木SCの強化部長やテクニカルディレクターなどを務めると、2019年8月からサガン鳥栖の強化部に在籍していた。