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「尋常ではない負担」遠藤航の日本代表参加にシュツットガルト監督が嘆き…

遠藤航 写真提供: Gettyimages

 VfBシュツットガルトに所属するMF遠藤航(28)は、今月のインターナショナルマッチウィークでも日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨んでいる。その中、VfBシュツットガルトのペルグリノ・マタラッツォ監督は同選手のコンディションを心配しているようだ。12日、ドイツメディア『ZVW』が伝えている。

 遠藤航は昨季ブンデスリーガで33試合に先発出場するなど、マタラッツォ監督やチームメイトから信頼を寄せられると、今季からキャプテンに就任。ブンデスリーガ開幕節・グロイター・フュルト戦から第10節・アウクスブルク戦までは毎試合フル出場していたが、今月6日開催の第11節・ビーレフェルト戦では今季初めて後半途中でピッチを後にしている。

 また、遠藤航は昨季終了後、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技の全6試合で先発出場している。くわえて、9月以降の代表ウィークでも日本代表の活動に参加していることから、『ビルト』をはじめ複数のドイツメディアが再三にわたり同選手の疲労蓄積の可能性を指摘していた。

 そんな遠藤航は、今月11日に敵地ハノイで行われたカタールW杯アジア最終予選・ベトナム戦でもフル出場している。その中、マタラッツォ監督は同選手の置かれている現状について「遠藤航は(日本代表チームでの活動による)海外遠征で尋常ではない負担を経験している」とコメントを残している。

 なお、VfBシュツットガルトは代表ウィーク明けの今月20日に第12節・ボルシア・ドルトムント戦を控えている。15日のオマーン戦でも先発出場する可能性が高いだけに、マタラッツォ監督としてはキャプテンの状態に神経をとがらせているはずだ。