Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

J1昇格狙う甲府、泉澤仁が今季中の復帰絶望的に…チーム内最多得点の主力失う

ヴァンフォーレ甲府のホームスタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府は5日、MF泉澤仁(29)の戦線離脱を公式発表した。

 泉澤仁はJ2リーグ開幕直前にトレーニングマッチで負傷したことにより、開幕節・ジェフユナイテッド市原・千葉戦を欠場。しかし、第2節・大宮アルディージャ戦で復帰すると、以降はリーグ戦全26試合で先発出場してチーム内最多の10ゴールをマーク。攻撃陣に必要不可欠な戦力として、上位躍進に大きく貢献していた。

 しかし、クラブの発表によると、同選手は今月1日のトレーニング中に負傷。病院での検査で左アキレス腱断裂と診断され、すでに手術を行っているとのこと。また、復帰まではおよそ6カ月を要することから、今季中の復帰が絶望的となった。

 ヴァンフォーレ甲府はここまで27試合を終えて勝ち点48を獲得。J1リーグ昇格圏内の2位京都サンガから9ポイント差の6位につけている。十分にJ1リーグ昇格を狙えるだけに、攻撃陣の主力である泉澤仁の負傷離脱は、チームにとって大きなマイナス材料となるだろう。

 なお、泉澤仁は大宮アルディージャ、ガンバ大阪、東京ヴェルディに在籍した後、ポーランドのMKSポゴニ・シュチェチンに完全移籍により加入。しかし、キャリア初の海外挑戦で出場機会を得ることができず、2019年に横浜F・マリノスに加入した後、昨年からヴァンフォーレ甲府の一員となっている。