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「まだ30歳なので…」元神戸MF森岡亮太が来夏までの移籍を示唆

森岡亮太 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーした過去をもつMF森岡亮太(30)は、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシャルルロワSCでの3シーズン目を迎えている。その中、本人は自分自身の今後について語った。4日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 森岡亮太は、2018年1月にベルギー国内の強豪アンデルレヒトへ完全移籍したものの出場機会に恵まれず、2019年1月にシャルルロワへ買い取り義務付きのレンタルにより加入。シャルルロワでは加入直後から主力に定着すると、2018/19シーズン終了後に完全移籍での加入が決定。そして昨季はリーグ戦で28試合に先発出場しているほか、今季もここまでのリーグ戦全6試合でフル出場。くわえて、先月28日に行われた第6節・ベールスホットVA戦ではキャプテンマークを巻いてピッチに立っていた。

 シャルルロワで充実期を迎えている森岡亮太だが、現行契約は来年6月に満了を迎える。その中、同選手はベルギーメディアのインタビューにおいて「フットボールの世界ではどのようなことも起こる可能性があります。シャルルロワで良い時期を過ごしていますが、将来どうなるのか様子を見ています」

 「僕自身のサッカー選手としてのキャリアに満足しているかどうかということについては、トップレベルのチームでプレーするものと思っていましたが、まだ可能性はあると思っています。僕はまだ30歳ですしね」と契約満了を迎える来夏までに移籍する可能性を示唆している。

 アンデルレヒトで思うようなパフォーマンスを発揮できなかったものの、シャルルロワでは攻撃陣に欠かせない選手としての地位を確立している森岡亮太。年齢を重ねているとはいえ、好調を維持しつつ、ステップアップのタイミングをうかがっているかもしれない。