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古橋亨梧加入のセルティック、トッテナムの英代表GKら2選手の獲得発表!

ジョー・ハート 写真提供: Gettyimages

 アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックは3日、トッテナム・ホットスパーからイングランド代表GKジョー・ハートを獲得したと公式発表している。

 現在34歳のハートは、マンチェスター・シティの正守護神として2011/12シーズンに当時クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇に貢献。ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで出場機会を減らすと、トリノやウェストハム・ユナイテッドへのレンタル移籍をへて、2018年夏にバーンリーへ完全移籍。しかし、バーンリーでも正守護神に定着することはできず、昨夏にトッテナムへ加わっていた。

 同選手はトッテナムでフランス代表GKウーゴ・ロリスのバックアッパーを務め、2020/21シーズンにUEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、アタランタからイタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニが買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入したことにより、退団の可能性がささやかれていた。

 その中、今月に入ってセルティックがトッテナムに対して移籍金100万ポンド(約1億5000万円)を支払ってハートを獲得することで合意。また、選手サイドとは週給15000ポンド(約230万円)による3年契約ですでに合意していた。

 また、セルティックはクリスタル・パレスを退団してフリーとなっていたアイルランド代表MFジェームス・マッカーシーと4年契約を締結したことも発表している。現在30歳のマッカーシーは、2013年から6シーズンにわたりエバートンでプレーした後、2019年夏にクリスタル・パレスへ加入。しかし、2020/21シーズンはベンチ外となることが多く、プレミアリーグでわずか10試合の先発出場にとどまっていた。

 なお、セルティックはすでにヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧やロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のルビン・カザンでプレーしていたスウェーデン代表DFカール・スターフェルトの獲得を決めている。先月31日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦で黒星を喫する中、新戦力がチームにどのような変化をもたらすのか注目が集まる。