Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島、元ノルウェー代表FW獲得が決定的に!移籍金5000万円でクラブ間合意

ムシャガ・バケンガ 写真提供: Gettyimages

 エリテセリエン(ノルウェー1部)のオッドBKに所属する元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガは、Jリーグクラブへの移籍が決定的になったと伝えられていたが、どうやら移籍先は徳島ヴォルティスになるようだ。2日、ノルウェーメディア『TAsporten』のジャーナリストが伝えている。

 バケンガは半年以上にわたり無所属状態が続いていたが、昨夏にオッドBKへ加入。昨季はリーグ戦で19試合に先発出場して15ゴールをあげていた。そして今季はここまで10試合で先発メンバーに名を連ねて11得点をマーク。しかし、先月中旬に太ももの筋肉に問題を抱えると、その後のリーグ戦や国内カップ戦など公式戦7試合で欠場していた。

 オッドBKには、サウジアラビア1部のアル・タエーと徳島ヴォルティスがオファーを提示。本人はノルウェーメディアの取材で日本行きを望んでいることを明かしていたが、オッドBKが徳島ヴォルティスの提示額のおよそ2倍にあたる700万クローネ(約1億2000万円)を要求していたことから、交渉は難航していると伝えられていた。

 しかし、現地の報道によると、徳島ヴォルティスはバケンガの獲得でオッドBKに移籍金400万クローネ(約5000万円)を支払うことで合意に達した模様。くわえて、徳島ヴォルティスは今季J1リーグ残留を果たした場合には追加で100万クローネ(約1200万円)を支払うというオプションも盛り込まれているようだ。

 徳島ヴォルティスはFW河田篤秀が先月21日に大宮アルディージャへ完全移籍することが正式に決まっている。ダニエル・ポヤトス監督のもとでJ1リーグ残留という目標を達成するために、外国籍のストライカー確保に成功している。