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冨安健洋の去就に新展開?アタランタが争奪戦でポールポジションに再浮上か

冨安健洋 写真提供: Gettyimages

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の新天地を巡って、新展開があったようだ。イタリア『Il restodel carlino』が報じた。

 今夏にステップアップの可能性が取り沙汰されている冨安。当初はアタランタが獲得を目指していたものの、ボローニャ側が要求する条件に満たず、交渉が暗礁に乗り上げると、トッテナム・ホットスパーも交渉をスタートさせ、イタリアメディアの情報ではクラブ間合意に至ったとの情報も噴出している。

 そのトッテナムはアタランタでプレーするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得に本腰を入れており、すでに個人合意済み。移籍金は5500万ユーロ(約71億円)前後とみられており、アタランタはこの資金を利用して日本代表DFの獲得に動く可能性があるようで、ポールポジションに再浮上したという。

 なお、ボローニャはオーステンデ(ベルギー1部)に所属するU-21ベルギー代表DFアルトゥール・テアテの獲得が決定的になっていることもあり、冨安の売却にオープンな様相。二転三転する冨安の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。