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オルンガ、中東クラブ退団の噂を否定か!トッテナムDFの加入で…

マイケル・オルンガ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルでプレーした過去をもつケニア代表FWマイケル・オルンガは、中東クラブを退団する噂がにわかに飛び交っていた。しかし、本人は31日にこれを否定するようなコメントをSNS上に残している。

 現在27歳のオルンガは、2019シーズンにJ2リーグで27得点をマークし、クラブのJ1リーグ復帰に大きく貢献。そして昨季はJ1リーグで32試合に出場して28ゴールと驚異的な決定力を発揮。得点王に輝くとともに、JリーグMVPの個人タイトルを獲得していたが、昨季終了後にカタール1部のアル・ドゥハイルへ完全移籍。2020/21シーズンはリーグ戦で9試合に出場して6ゴールをあげたほか、FIFAクラブワールドカップ2020の舞台でもプレー。そしてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)西地区のグループステージでは、全6試合に出場して9ゴールをマークしていた。

 同選手はアル・ドゥハイルとの契約を2023年6月まで残している。一方、アル・ドゥハイルは先月27日にトッテナム・ホットスパーでプレーしていたベルギー代表DFトビー・アルデルベイレルトを獲得。これにより、外国籍選手を韓国代表MFナム・テヒ、FWエジミウソン・ジュニオール、チュニジア代表MFフェルジャニ・サッシ、アルデルベイレルト、オルンガと4名以上抱えることになることから、現地でオルンガが退団に向かうという噂が駆け巡っていた。

 しかし、オルンガ本人は先月31日にSNSを更新。アル・ドゥハイルのエンブレムにキスをする自身の姿をアップするとともに「僕のクラブはアル・ドゥハイルだ。新シーズンが待ち遠しいね」とアル・ドゥハイル退団報道を否定するようなコメントを残している。

 なお、オルンガは先日にメディアインタビューを受けた際、アル・ドゥハイル加入を決めた要因について出場機会を確保できる環境を最も重視していたと説明しているほか。イタリアやスペイン国内のクラブからもオファーが届いていたことを明かしている。