Jリーグ ベガルタ仙台

「オフレコにしてほしい」仙台FWマルティノスが手倉森誠監督への不満激白!

横浜F・マリノス在籍時のクエンテン・マルティノス 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台に所属するキュラソー代表FWクエンテン・マルティノスは日本で6シーズン目を迎えているが、どうやら現状に不満を抱いているようだ。26日、オランダ領フリジアの放送局『Omrop Fryslan』が報じている。

 マルティノスはエールディビジ(オランダ1部)のヘーレンフェーンをはじめ複数クラブを渡り歩くと、2016年に横浜F・マリノスへ加入。横浜F・マリノスに2年間在籍した後は浦和レッズへ加入したが、出場機会が限られるとともに自身のパフォーマンスに対して周囲から批判を浴びていた。そして同選手は浦和レッズでレギュラーに定着できず昨季終了後にベガルタ仙台へ完全移籍。ただ、今季もここまでJ1リーグで7試合の先発出場にとどまっており、本来のパフォーマンスを発揮できていない。

 その中、マルティノス本人は母国のメディアインタビューに対応。横浜F・マリノスでのプレーについては「大きくて素晴らしいスタジアムでプレーできたね。横浜のスタジアムでは30000~40000人の観客が入ることが多かったよ」と語っている。

 そして、ベガルタ仙台での現状について聞かれると「監督との意見が一致しないし、あまりうまくいっていないね。それについては話すことはできるけど、オフレコにしてほしい」と今季から就任した手倉森誠監督との関係性が良好ではないことを明かした。

 なお、ベガルタ仙台はここまでリーグ戦21試合を消化して勝ち点17の獲得にとどまっており、J2リーグ降格圏に位置している。5月下旬に行われた第16節・名古屋グランパス戦を最後に先発での出番がないマルティノスは、シーズン後半戦で手倉森監督からの評価を覆すような結果を残すことができるのだろうか。