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U23豪州代表シモンズ、栃木シティ移籍決定!C大阪加入報道も…代理人「他のオファーあったが…」

栃木シティ 写真:アフロスポーツ

 オーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ所属のU23オーストラリア代表DFエイダン・シモンズは、以前からJリーグ移籍の可能性が取りざたされ、セレッソ大阪加入が決定的と報じられていたが、移籍先は栃木シティFCに決まった模様。同選手の代理人が栃木移籍に至るまでの経緯や、Jリーグの特徴等について語っている。

 豪州メディア『Australian Football News』が25日、シモンズの代理人への独占インタビューを公開。そこで明かされたのは、「最も大きなクラブを選ぶことが目的ではなかった」という、名声よりも実を取った戦略的判断だった。代理人はJリーグ挑戦、栃木シティ移籍に至った背景について、以下のように述べた。

 「彼にとって重要だったのは「成長」です。日本のJ2リーグは、戦術的なサッカー、高い強度、そして若手選手に実際に出場機会が与えられる環境を兼ね備えています。プレースタイルは彼の技術力、サッカーIQ、判断力に合っており、日本にルーツを持つことも、ピッチ内外で自然に適応できる要因となりました」

 「他のオファーもありました。国内外のクラブから関心はありました。しかし、重要だったのは「最も大きなクラブ」を選ぶことではありません。優先したのは、成長に最適な環境、安定した出場機会、そして選手育成に明確なビジョンを持つクラブを見つけることでした。日本のプロジェクトは彼が将来に求めていたものと非常に合致していました」

 また、代理人は将来的なヨーロッパ移籍の可能性についても言及しつつ、「現時点では日本で地位を確立することに完全に集中している。その先を急ぐ必要はない」と語った上で、「日本のサッカーは、インテリジェンス、動き出し、ボール保持能力、プレッシャー下での素早い判断を重視しており、これらはエイデンの特長と非常によく合っています」と、Jリーグでの成功を予想している。

 現在22歳のシモンズは、身長173センチで右利きのサイドバック。シドニーFCの下部組織出身であり、2022年夏からウェスタン・シドニーでプレー。加入2年目から出場機会を増やしており、2025/26シーズンはU23オーストラリア代表招集時期をのぞき、ここまでリーグ戦全試合でスタメン出場している。また、2026年1月開催のAFC U23アジアカップでは、4試合中2試合で先発。国際舞台でも存在感を発揮するなか、『Australian Football News』は一時「セレッソ大阪移籍が決定的」と報じていた。

 ウェスタン・シドニーは小野伸二氏やFW小川慶治朗(現カターレ富山)、元ヴィッセル神戸MFフアン・マタの古巣。2022/23シーズンには、2026年にスコットランド1部アバディーンFCからC大阪へ移籍したオーストラリア代表FWクシニ・イェンギが在籍していた。

 なお、現地メディア『MSM』の元ジャーナリストが伝えたところによると、シモンズとウェスタン・シドニーの契約は2026年6月までだが、選手サイドはすでに契約延長を拒否。栃木は移籍金ゼロで同選手を獲得することになる。