ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルのドイツ代表MFがヘルニアで戦線離脱…15日の開幕戦に間に合わず

トニ・クロース 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードは3日、元ドイツ代表MFトニ・クロースが負傷したことを発表した。

 クラブの発表によれば、クロースは3日にメディカルチェックを行った結果、スポーツヘルニアと診断されたという。離脱期間については明かされていないものの、スペイン『マルカ』によれば、少なくとも1カ月は離脱すると主張しており、今月15日に開催されるラ・リーガ開幕戦のアラベス戦を含めて複数試合を欠場するようだ。

 2014年夏にバイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードへ活躍の場を移したクロース。在籍7年間でクラブ公式戦通算320試合22ゴール80アシストの成績を誇り、今夏に開催されたユーロ2020では4試合に出場していた。

クロースの戦線離脱に加えて、守備の要であったスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFファラエル・バランが退団するなど、覇権奪還を目指す新シーズンに向けて不安要素の多い新生レアル・マドリードだが、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認されていたオーストリア代表DFダビド・アラバがトレーニングに復帰しているようだ。