ナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は今季終了後にクラブを去る可能性があるようだ。1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ガットゥーゾはカルロ・アンチェロッティの後任として2019年12月にナポリの指揮官に就任すると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを手中に収める快挙を成し遂げていた。ただ、今季はリーグ戦で大型連敗こそないものの19試合を終えて勝ち点37の5位となっている。また1月24日にはエラス・ベローナ相手に1-3と敗れたことから、ガットゥーゾ監督の進退問題が浮上。かつてナポリを率いたことのあるラファエル・ベニテス氏にクラブ首脳陣がコンタクトをとったという報道が駆け巡るなど、周囲はにわかに騒がしくなっていた。
ナポリは先週なかばに行われたコッパ・イタリア準々決勝スペツィア戦を前にガットゥーゾ監督の続投を強調する声明を発表しているが、それでも同監督は1月31日に行われたセリエA第20節・パルマ戦の試合後にクラブ首脳陣の動きを批判するコメントを残している。
なお、イタリアメディア『Sportitalia』はアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がナポリ、チェルシー、ユベントスを率いた過去をもつマウリツィオ・サッリにもコンタクトをとったと1日に伝えている。リーグ戦やカップ戦では監督交代に値しない成績をここまで残しているが、ガットゥーゾ監督とクラブの関係は悪化の一途をたどっているようだ。
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