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柏レイソルのネルシーニョ監督、ルヴァン杯優勝への鍵について「決勝となればなおさらだが…」

ネルシーニョ監督 写真提供:Gettyimages

 柏レイソルのネルシーニョ監督は1月4日に開催予定のYBCルヴァンカップ決勝・FC東京戦にむけての意気込みを語った。1日、ブラジルメディア『FUTEBOL INTERIOR』がこれを伝えている。

 ケニア代表FWマイケル・オルンガを筆頭に決定力や攻撃面で違いを生み出す選手を抱える柏レイソルは今季、ルヴァンカップ・グループステージを3戦全勝でノックアウトステージへ駒を進めると、準々決勝でセレッソ大阪を、そして準決勝では横浜F・マリノスを下している。

 先月の明治安田生命J1リーグ最終節・川崎フロンターレ戦からおよそ2週間の間隔が空いているが、同監督は「我々は良い時間を過ごしているし、この試合にむけて非常に自信をがある。(J1リーグ最終節から)十分間隔はあるし、優勝にむけて準備はできている」と国立競技場での一戦に自信を覗かせる。

 今季のJ1リーグで柏レイソルが52ポイントを獲得して7位、対するFC東京が57ポイントを獲得して6位で終えている。両クラブが顔を合わせる一発勝負での勝敗予想については「どちらが優勝するのか予想することはできないだろう。今シーズンのリーグ戦でホームで最初に彼らと対戦した時は0-1で敗れたけど、その後のアウェイゲームでは3-1で勝利した」とFC東京との力差はなく、拮抗しているという見解を示す。

 そして決勝戦における勝敗を分けるポイントについて質問を受けると「とてもバランスのとれた両クラブによる対戦だ。どちらもテクニカル面で優れた選手を抱えているし、チーム内で重要な若い選手と経験のある選手が良い具合に融合している。決勝となればなおさらだが、より細心の注意を払いながら試合を進めた方が勝利するだろう」とコメントを残した。