
FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表に招集されたMF中村敬斗は、今季限りでのスタッド・ランス退団が決定的。本人が移籍を示唆したが、そのコメントに対して現地メディアが批判を展開。同選手のパフォーマンスに苦言を呈している。
中村は先日行われたフランス2部リーグ戦最終節で4ゴールを挙げたものの、試合前と途中交代のタイミングでサポーターからブーイングを浴びていた。また、フランス『ランスVDT』によると、本人は試合後のインタビューで「みんな知っていた。自分は移籍したいと思っていた」と、昨年夏の移籍破談劇に触れた上で、「それでもシーズンは始まったし、2か月間トレーニングに参加していなかったにもかかわらず、再びプレーすることになった。でも復帰した時、チームは自分を受け入れてくれた。だから、それは自分にとっても嬉しいことだった。正直に言えば、本当にクラブをリーグアン昇格へ導きたかったし、悔しかった」と、移籍を示唆したという。
このコメントに対して、『ランスVDT』は「中村敬斗がランスを軽視」と批判。その根拠として同メディアが挙げたのは、最終節のパフォーマンスそのものだ。「最終戦で見せた運動量やいくつかのプレーを見れば、どうして今季ずっとこの姿を見せられなかったのか、という疑問がどうしても浮かぶ」と、シーズン全体との落差を問題視した。
その能力を考えれば、このチームの攻撃を牽引し「少なくとも30ゴールを記録していてもおかしくなかった」と同メディアは指摘。「調子の波の大きさが目立ち、消えていた試合があまりにも多い」と綴っている。
また、同メディアはサポーターからのブーイングについて「才能への批判ではない」と断言した上で、「W杯日本代表への招集を見据えて温存するために、プレーするかしないかを選んでいるように見えた姿勢や判断への、大きな失望を表していた」と報じた。
日本代表戦で本来のパフォーマンスを発揮しているように映ったのか、ランスでのプレーを“手抜き”と酷評された中村。4月のイングランド戦で森保ジャパンの勝利に貢献した後、インタビューで「左サイドを三笘薫とやれるのは大きな喜び」「自チームじゃありえないくらいのレベル」などと、日本代表とランスのプレーレベルを比較していただけに、現地での批判は過熱する一方だ。
コメントランキング