
スタッド・ランス所属の日本代表MF中村敬斗は、MF三笘薫にかわるアタッカーとしてFIFAワールドカップ北中米大会での活躍が期待される一方、今夏移籍がほぼ確実。フランス2部リーグ戦最終節で4ゴールをあげた後、自身の思いを語っている。
フランス『ランスVDT』が14日に伝えたところによると、中村は「みんな知っていた。自分は移籍したいと思っていた」と、昨年夏の移籍破談劇を回顧。「それでもシーズンは始まったし、2か月間トレーニングに参加していなかったにもかかわらず、再びプレーすることになった。でも復帰した時、チームは自分を受け入れてくれた。だから、それは自分にとっても嬉しいことだった。正直に言えば、本当にクラブをリーグアン昇格へ導きたかったし、悔しかった」とコメントしたという。
チームのことを思ってプレーを続けた中村。4月のイングランド戦で森保ジャパンの勝利に貢献した後、インタビューで「左サイドを三笘薫とやれるのは大きな喜び」「自チームじゃありえないくらいのレベル」などと、日本代表とランスのプレーレベルを比較したことにより、フランス国内で一時批判を浴びており、フランス2部リーグ戦最終節でもサポーターからブーイングを浴びている。
海外メディア『all asian football』のジャーナリストであるダニーロ氏は、中村を取り巻く状況について「敬斗は何としてでも移籍したがっていたが、クラブが事実上それを阻止した。彼が常に全力を出せなかったのは明らかだし、そもそも彼のような選手が2部リーグでプレーすべきではない」「個人的には、あのブーイングは非常に悲しく、不当なものだったと思う」と報じている。
中村には古巣のオーストリア1部LASKリンツやFW古橋亨梧(バーミンガム)の古巣であるスタッド・レンヌからの関心が取りざたされている。「本当にクラブをリーグアン昇格へ導きたかった、悔しかった」というコメントを踏まえると、ランス退団が既定路線であることを本人が明かしたと解釈することができる。
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