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柏レイソルの日本代表GK中村航輔、ポルティモネンセ加入で合意間近に!

中村航輔 写真提供:Gettyimages

 柏レイソルの日本代表GK中村航輔はプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセ加入へかなり近づいているようだ。30日、ポルトガル紙『A BOLA』がこれを伝えている。

 中村航輔は2016年にアビスパ福岡へのレンタル移籍期間を終えて柏レイソルに復帰して以降、正守護神に定着。2017年にはA代表に初招集されるなど、将来の日本代表を担うゴールキーパーとして注目を集めている。ただ、今季はヴィッセル神戸で正GKを務めたキム・スンギュとのポジション争いを強いられたほか、9月に行われた明治安田生命J1リーグ第14節・清水エスパルス戦で負傷したこともあり、リーグ戦10試合の出場にとどまっていた。

 同選手の去就を巡っては、日本代表GK権田修一を清水エスパルスへレンタルにより放出したポルティモネンセが関心を寄せていると伝えられていたが、複数のポルトガル国内メディアが報じるところによると、選手サイドとクラブ首脳陣による交渉は最終局面にあり、間もなく合意に達するものとみられる。

 相手ストライカーと1対1の局面における駆け引きからのシュートストップやミドルシュートに対する反応の速さに定評のある中村航輔だが、25歳で自身のプロキャリアにおいて初の海外挑戦を果たすことになるのだろうか。