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インテルのナインゴラン、今冬カリアリ再復帰も。ルカクのバックアッパー獲得望むコンテは…

ラジャ・ナインゴラン 写真提供: Gettyimages

 インテルの元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは今冬にカリアリへの際復帰を果たす可能性がここにきて浮上しているようだ。20日、イタリアメディア『カルチョメルカート』がこれを伝えている。

 ナインゴランは2018年にローマからインテルに移籍したものの、アントニオ・コンテ監督の構想から外れたことにより、1年レンタルによりカリアリに復帰。昨季はカリアリの一員として公式戦29試合に出場し6ゴール7アシストと本来のパフォーマンスを取り戻すと、今夏にインテルへ戻っている。しかし、今季はここまで公式戦わずか5試合の出場にとどまっており、11月下旬以降は筋肉系の負傷により戦列を離れている。

 またナインゴランの去就について、インテルのピエロ・アウシリオSD(スポーツディレクター)は20日、セリエA第13節・スペツィア戦前のメディアインタビューにて、本人が多くの出場機会を得ることを望んでおり、クラブ側も同選手の移籍先を探していることを明かしていた。

 その中、イタリア国内の複数メディアが報じるところによると、ナインゴランの移籍先の最有力候補にカリアリがあがっているも模様。また、コンテ監督がベルギー代表FWロメル・ルカクのバックアッパーとしてカリアリからFWレオナルド・パボレッティの獲得を望んでいるものとみられ、ナインゴランと同じく半年間のレンタルで所属クラブを変える可能性があるようだ。

 なお、カリアリ幹部は先日、インテルと対戦した際に今夏ナインゴランを完全移籍で獲得することができなかった要因に新型コロナウイルス感染拡大によりクラブを取り巻く状況が悪化したことを理由に挙げていたが、同選手の昨シーズンにつづく古巣復帰は果たして実現するのだろうか。