プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、今冬にインテルのペリシッチ獲得再挑戦か。昨季はバイエルンで三冠達成に貢献

イバン・ペリシッチ 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは今冬にもクロアチア代表MFイバン・ペリシッチの獲得に動くかもしれない。17日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 ボルフスブルクから2015年夏にインテルへ加わったペリシッチはアントニオ・コンテ監督の構想から外れると昨夏にバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルで加入。ドイツ王者では先発出場の機会こそ少なかったものの、公式戦35試合に出場し8ゴール10アシストをマークし、ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグの三冠達成に大きく貢献していた。

 しかし、バイエルンは2000万ユーロ(約25億円)による同選手の買い取りオプションを行使しない決断を下し、今夏にインテルへ復帰。今季はここまで全試合に出場していたが、16日に開催された第12節・ナポリ戦では初めて出番が無かった。

 同紙はペリシッチとコンテ監督の関係が依然として良好なものではないと主張。また、数年前から動向を注視しているマンチェスター・ユナイテッドが今冬にも獲得へ乗り出す可能性を指摘している。くわえてインテルはペリシッチを放出する場合、後釜としてかつてコンテ監督とともに仕事をした経験を持つチェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリの獲得に本腰を入れるようだ。

 なお、ペリシッチとインテルの契約期間は2022年6月までとなっている。本職とはいえない左ウイングバックでの起用が続く中、同選手は果たして再び環境を変える決断を下すのだろうか。