日本代表・海外組 海外日本人選手

佐野航大の言動に不満爆発!ナイメヘン関係者「PSV移籍に協力した」「もっと高い移籍金を得られたのに…」

佐野航大 写真:アフロスポーツ

 ファジアーノ岡山出身であり、NECナイメヘン所属の日本代表MF佐野航大は、MF堂安律の古巣であるPSVアイントホーフェンへの移籍で合意。ナイメヘン関係者からは移籍直前の選手本人の振る舞いに対する不満の声が挙がっている。

 ナイメヘンのテクニカルディレクターを務めるカルロス・アルバース氏は5日、オランダ『デ・ヘルダーランダー』のインタビューで、佐野のチーム離脱、PSV移籍合意報道に言及。UEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦1stレグ・オリンピアコス戦の試合当日、本人からディック・スフルーダー監督に対して移籍を理由に「プレーできない」という申し出があったことについて「これは極めて残念で、非常に失望している」と述べた上で、以下のように語っている。

 「彼は我々との約束を破った。これ以上の詳細については話さない。佐野はプレーしたくないと言い、我々もプレーしたくない選手をチームに置いておきたくはない」

 「我々は佐野の考えを変えようと、あらゆる手を尽くした。昨日は彼に『もう一晩よく考えてほしい』と伝えた。しかし、今朝(4日)になって彼は監督との面談を求め、自分はプレーできないと伝えた。その時点で、我々としてはもう打つ手がなかった」

 「歴史的にも重要な試合の日に、我々が最高の選手の一人を手放したくなかったことは理解してもらえるだろう。そうでなければ、そもそも彼は飛行機に乗っていなかったはずだ。我々は以前から約束していたため、PSVへの移籍に協力した。そうでなければ、もう少し待っていたはずだ。今月後半であれば、もっと高い移籍金を得られたのに、そうならなかったことが残念だ」

 このアルバース氏のコメントを受けて、『デ・ヘルダーランダー』は「アルバースは佐野航大を巡る状況に強い不満を示している。佐野がオリンピアコス戦を欠場することは想定していなかった」「最も重要な選手の一人を試合当日に放出することは異例だ」と伝えている。

 PSV移籍合意は、オランダ『VI』が4日に報道。移籍金1500万ユーロ(約27億円)+ボーナス、最大1700万ユーロ(約30億6000万円)を支払うことでクラブ間合意に達したとみられる。また本人は5日に現地入りしており、すでにメディカルチェックを受けているという。