ミランは来年1月にレアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチの獲得へ本格的に乗り出すかもしれない。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。
セリエAで首位に立っているミランは、ここまで元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが攻撃陣をけん引している。同選手は今季、公式戦10試合に出場してすでに11ゴールをマークしているが、11月下旬に行われた第8節・ナポリ戦で左太ももを負傷。先週には全体トレーニングに合流し、年内復帰の可能性も報じられていたが、トレーニング中にヒラメ筋を負傷したことにより、来年1月中の復帰が微妙となっている。
このイブラヒモビッチの負傷離脱を受けて、クラブ首脳陣は今冬のマーケットでストライカーの緊急補強を行うことを検討している模様。先日にはチェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルー、セルティックのFWオドソンヌ・エドゥアールをはじめ複数選手が候補にあがっていたが、ミランはヨビッチを買い取り義務付きの6か月間によるレンタルで獲得する方針を固めたとスペイン方面では報じられているようだ。
なお、ヨビッチは昨夏に日本代表MF鎌田大地や元日本代表DF長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトからレアル・マドリードに加入したものの、今季はここまで公式戦わずか5試合の出場とジネディーヌ・ジダン監督のもとでベンチを温めることが多い。
ミランは来年1月にユベントスやアタランタという難敵との対戦を控えているだけに、可能な限り負傷で欠くイブラヒモビッチの代替要員を確保したいところだ。
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