ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、今冬にトレイラのレンタル打ち切りか。アーセナル復帰の可能性も…

ルーカス・トレイラ 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表MFルーカス・トレイラは来年1月にもアーセナルに復帰するかもしれない。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 トレイラは2018年に開催されたワールドカップ・ロシア大会でウルグアイ代表をベスト8へと導くと、サンプドリアからアーセナルへの完全移籍を果たしていたが、今年10月にアトレティコ・マドリードへ1年間のレンタル移籍により加入。ただ、加入後は新型コロナウイルス感染による隔離もあり先発出場がわずか2試合にとどまっており、ディエゴ・シメオネ監督から信頼を得ることができていない。

 同紙は本人が自身の現状に対して不満を抱いていると主張。また、スイス代表MFグラニト・ジャカとエジプト代表MFモハメド・エルネニーの去就が不透明であることから、アーセナルはトレイラの復帰を前向きに検討している可能性があると報じている。

 一方でセリエAの複数クラブが来年6月までのレンタルによるトレイラの獲得に興味を示しているものとみられ、今冬アーセナル復帰が既定路線では必ずしもないようだ。

 サンプドリア在籍時には中盤の底のポジションで替えの利かない選手として評価を高めていたトレイラとしては、今冬の移籍市場期間を境に本来のパフォーマンスを取り戻したいところだ。