ユベントスは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバとチェルシーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタを再びイタリアへ連れ戻そうと考えているようだ。20日にイギリス『サン』が報じた。
2012年にフリーでユナイテッドを退団したポグバは、ユベントスへと加入すると瞬く間に成長を遂げ、世界でも指折りのMFをなった。すると2016年に当時の史上最高額となる移籍金1億500万ユーロ(約140億円)でユナイテッドへ復帰を果たした。
また、モラタは2013年にレアル・マドリードのトップチームに昇格を果たすも、ワールドクラスのタレントが揃っている中で十分な出場機会を得ることは厳しく、結局翌年にユベントスへ活躍の場を移した。すると才能が開花し、その成長ぶりを放っておけなかったマドリードは2016年に買い戻しを決断した。しかし、復帰後はフランス人FWカリム・ベンゼマの牙城を崩す事ができず、結局昨年の夏にチェルシーへと旅立った。
ただ、最近両者とも所属クラブで苦しむ日々が続いている。ポグバは最近モウリーニョ監督との確執がささやかれており、モラタに関しては負傷から復帰した後に以前のようなパフォーマンスを発揮する事ができていない。
そんな両者を、ユベントスは買い戻そうと考えているようだ。同クラブのゼネラルマネジャーを務めるベッペ・マロッタ氏は「行ってしまった後に戻ってくるとは信じ難いが、期待はしている。彼らは良き思い出と共に去った。ただ、市場価格が我々の手の届かないまでに跳ね上がっている」と獲得を望んでいるも現実的には厳しいかもしれないとの思いも告白した。
果たして、いつの日か再びイタリアの地へ復帰することはあるのだろうか。注目が集まる。
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