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レアル主将のラモス、モラタの買い戻しを求め会長を説得へ

 レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、フロレンティーノ・ペレス会長に対してチェルシーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタを買い戻すよう要求したようだ。11日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 2013年にレアル・マドリードの下部組織からトップチームデビューを果たしたモラタは、その翌年に出場機会を求めてユベントスへと移籍した。イタリアで大きく成長した同選手は2014-2015シーズンのチャンピオンズリーグ・準決勝で古巣相手にゴールを挙げ、敗退へと追いやった。この衝撃もあり、マドリードは2016年夏にモラタをユベントスから買い戻した。

 マドリードでもその得点能力は発揮され、 リーガ・エスパニョーラ26試合で15ゴール5アシストを記録した。ただ、ジネディーヌ・ジダン監督は同選手よりも結果を残していない(29試合で11ゴール5アシスト)カリム・ベンゼマを起用することを優先した為、不服に感じたモラタは昨年の夏に退団することを決意、チェルシーへと渡った。

 今季、前半戦でモラタが抜けた穴を埋めることが出来ず、スランプに陥ってしまったマドリードが再び同選手を買い戻すのではないかという噂が立っているものの、ペレス会長とジダン監督はこれに前向きではないという。そこで、同クラブの主将を務めるセルヒオ・ラモスが会長に考えを改めるよう説得しているようだ。

 果たして、モラタは2度目のマドリード復帰を果たす事になるのだろうか。今年の夏の移籍市場で注目が集まる。