ラ・リーガ バルセロナ

ローマに大逆転劇喫したバルサ、会長が指揮官解任の可能性に言及か

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督はチャンピオンズリーグ(CL)敗退により、今季中に解任される可能性が浮上しているようだ。11日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを報じている。

 バルセロナは先週なかばにホームで行われたCL準々決勝1stレグでローマを4-1で下したことから、周囲からはベスト4入りを確実視する声が上がっていたものの、日本時間11日未明に行われたCl準々決勝2ndレグで0-3とまさかの敗戦を喫し、アウェイゴールの差でベスト8での敗退となった。

 試合後、同クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「本当に申し訳ない。ローマはより優れたチームだった」とベスト4進出を果たしたローマを称えている。また同会長は「このクラブはリーグ戦でもカップ戦でも全て勝ち取る準備をしている。エルネスト・バルベルデや他のスタッフはそうあるべきだ」とコメント。この一戦の結果に関して指揮官やコーチ陣に対して不満を抱いていたと解釈される発言を行っているようだ。

 なお、この欧州の舞台でバルセロナは2014/2015シーズン以降、3シーズン連続でベスト8で大会を後にすることになっている。国内では2冠の可能性を十分に残しているものの、監督人事を巡るクラブ首脳陣の動きに注目が集まる事態に発展するかもしれない。