
国際サッカー連盟(FIFA)は14日、2030年開催のFIFAワールドカップに出場する可能性がある日本人選手を紹介。大岩剛次期監督のもと、日本代表の主力選手になり得るミッドフィルダー、フォワードに、16歳のFW三井寺眞(横浜F・マリノス)、MF佐藤龍之介(バレンシア)、MF横山夢樹(セレッソ大阪)、MF中島洋太朗(サンフレッチェ広島)を挙げている。
中でも注目が集まるのは、鹿島アントラーズとの2026/27シーズン開幕戦でJリーグ史上最年少となる16歳4カ月5日でスタメンに名を連ねた三井寺だ。同選手について、FIFAは以下のように伝えている。
「まだ16歳の三井寺は、年代別カテゴリーでの驚異的な得点記録によって激しい争奪戦を巻き起こし、最終的にJ1リーグの強豪・横浜F・マリノスが獲得した。スピード、パワー、創造性、そして年齢を感じさせないゴール前での恐れ知らずのプレーを兼ね備えたFWである」
「2026年4月、16歳の誕生日当日にクラブ史上最年少でプロ契約を締結した。Jリーグが秋春制へ移行したことで、デビューまで4カ月を待つことになった。しかし、2026/27シーズン開幕時にその瞬間が訪れると、開幕戦出場のクラブ最年少記録を更新しただけでなく、プロ初ゴールまで記録した」
「彼は現在、年代別日本代表で歩みを進めている。2025年にはU-15、U-16日本代表に選出され、2026年にはU-17日本代表にも招集された。プロキャリアはまだ始まったばかり。しかし、急速な成長と今後さらに伸びる余地の大きさを考えれば、これから数年間、代表チームで三井寺の名前を耳にする機会はさらに増えていくことが予想される」(原文ママ)
佐藤については、「佐藤龍之介は、創造性とテクニックを融合させ、狭いスペースでもボールを保持できる攻撃的MFだ。18歳で日本代表デビューを果たすと、年代別代表でも中心選手として存在感を発揮。2026年のAFC U-23アジアカップでは大会最優秀選手に選出され、得点ランキングでもトップに輝いた」
「ターンしながらボールを受ける技術や攻撃のテンポを変える能力に優れ、ドリブルで試合を打開するだけでなく、鋭いパスやミドルシュートでも決定的な仕事をこなす点が、同ポジションの他選手との差となっている。さらに、複数の攻撃的ポジションでプレーできる戦術的な柔軟性も備える。国内でブレークを果たしたファジアーノ岡山への期限付き移籍では、主にウイングバックとしてプレーした」
「彼は最近、バレンシアへ移籍し、新たなキャリアと挑戦の章を開いた。この経験が世界最高峰のプレーメーカーへ成長するための足掛かりとなるのか。答えはこれから出ることになる」と期待を寄せている。
横山については「横山は卓越した技術、ドリブル能力、爆発的な加速力を持ち、素早く正確なタッチで相手DFを振り切ると、一気にトップスピードへ到達する。中央でもサイドでもプレーでき、DFにとって非常に捕まえづらいアタッカーと評価されている」
「プロキャリアはFC今治でスタート。当初は出場機会が限られていたものの、徐々に定位置を確保していった。2025年12月にJ1のセレッソ大阪へ完全移籍して以降は、持ち前の加速力を生かしてDFとの1対1を仕掛け、J1リーグで力強いパフォーマンスを披露している」
「U21日本代表にも継続的に招集されている横山。今後の成長は、自身最大の武器であるスピードを、さまざまな戦術システムの中でどのように生かしていくかに左右されることになりそうだ」と綴っている。
そして中島については「地元クラブでプレーする中島洋太朗は、中盤の深い位置から中央、さらに前方まで幅広い役割をこなす万能型MFで、20歳とは思えない優雅なプレーを見せる。パスレンジ、視野、冷静さはいずれも優れている」
「一方で、これまでには複数の負傷に悩まされており、クラブと日本代表はそうした問題が過去のものとなることを願っている。中島は今後開催されるアジア競技大会の日本代表メンバーにも選出されている。2028年の男子オリンピックサッカー競技大会に向けてチーム作りを進める日本にとって、重要な大会となるアジア競技大会。中島にとっても自身の価値を示す舞台となる」としている。
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