
川崎フロンターレ出身である日本代表DF高井幸大は、ボルシアMGを期限付き移籍期間満了により退団し、トッテナム・ホットスパーへ復帰。MF三笘薫の恩師であるロベルト・デ・ゼルビ監督へのアピールが期待されるなか、川崎からトッテナムへ完全移籍した際の移籍金にJリーグ関係者が言及している。
オーストリア『rnd』が23日に伝えたところによると、株式会社Jリーグインターナショナルの山崎和雄代表取締役は、「ヨーロッパのトップクラブの多くがオーストリアでサマーキャンプを開催している。ここで実力を試せることは、貴重な機会となります」と、オーストリアでトレーニングキャンプを行うJクラブが増加している背景を説明。日本人選手の欧州移籍に関して、以下のように語ったという。
「ここ数年、欧州クラブによる日本人選手への関心は明らかに高まっています。これまでのシーズン日程では、日本人選手を非常に安価で獲得できるケースが多かったですし、これまでJリーグから海外へ移籍した中で最高額だったのは、2025年に川崎フロンターレからトッテナム・ホットスパーへ移籍した高井幸大で、その移籍金は500万ポンド(約10億円)でした」
「代理人の間では、高井のような選手であれば2000万ユーロ(約37億円)で取引されてもおかしくないという見方もありました。Jリーグクラブの移籍収入は、現時点ではドイツ・ブンデスリーガのクラブが得ている収益のおよそ3分の1にとどまっています。それでは十分ではありません」
オーストリアでは清水エスパルス、ファジアーノ岡山、ガンバ大阪、などがトレーニングキャンプを行っているが、『rnd』は「シーズン移行は、一石二鳥の効果を狙っている。若手有望株の売却によって日本のクラブがより高い移籍収入を得られるようにし、その資金を地域の育成環境へ再投資することが目的の一つだ。また、海外クラブとのテストマッチを実施しやすい環境を整える狙いもある」と、秋春制移行の目的を報じている。
FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選したものの、21歳で伸びしろ十分な高井。10億円規模での海外移籍で話題を呼んだが、それでもJクラブが設定する移籍金額はまだ低いかもしれない。
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