
MF:評価B
IN(新加入)
- オリオール・ロメウ(サウサンプトンより完全移籍)
中盤は動きこそ少ないが、Jリーグ全体で見ても贅沢な補強が叶った。過去、バルセロナやチェルシーといった欧州の強豪クラブを渡り歩き、直近はEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のサウサンプトンでプレーしていたMFオリオール・ロメウを獲得。かつて2015年から2022年まで、同クラブがプレミアリーグ時代に主軸を務めた実力者がJリーグ挑戦を選んでいる。
フィジカルの強さを活かしたボール奪取や確かなつなぎの技術を誇るロメウの存在は、MF見木友哉ら中盤の選手の負担を軽減し、安定感をもたらすに違いない。
補強した人数こそ少ないものの、既存の戦力がすべて残留した上で欧州で長く経験を積んだ実績十分な選手を補強したことから、戦力はやや上向いたと言える。よって評価はBとした。

FW:評価A
IN(新加入)
- 師岡柊生(鹿島アントラーズより完全移籍)
- ウェリック・ポポ(レッドブル・ブラガンチーノより完全移籍)
OUT(移籍・退団)
- ナッシム・ベン・カリファ(契約満了)
- 道脇豊(いわきFCへ期限付き移籍)
- シャハブ・ザヘディ(ジョホール・ダルル・タクジムへ完全移籍)
最前線は動きの大きい夏となった。まず、2024年の加入初年度は圧倒的な得点力で31試合9ゴールをマークしたFWシャハブ・ザヘディが退団。百年構想リーグでは7試合1ゴールに留まったとはいえ、決して得点力の高くない福岡にとって数少ない得点源を失った。また、サンフレッチェ広島より2024年に加入して以降、思うように出場機会を得られずにいたFWナッシム・ベン・カリファも退団が決まっている。
それでも、悲観する必要がないと断言できるほど、新戦力の顔ぶれは頼もしいものとなっている。ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノから加入のFWウェリック・ポポは、昨2025シーズンより同じJ1のファジアーノ岡山でプレー。百年構想リーグは15試合で3ゴールをマークするなど、前線で強靭なフィジカルを見せつけて躍動していた選手の獲得が叶った。
さらに、王者鹿島アントラーズからFW師岡柊生が加入。前年の怪我の影響もあってか、百年構想リーグは序盤戦出番を得られなかったが、復帰後は11試合に出場しいずれも途中出場から3つのゴールを挙げている。前線での豊富な運動量が魅力の選手を加え、得点力アップを図る構えだ。
外国籍選手2名との別れはあったが、課題の得点力不足を克服するだけの選手の獲得は叶ったと言えることから、評価はAとした。
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