Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島DF濃野公人は「代理人に翻弄された」米MLS移籍に批判噴出!「日本代表入り望むなら…」

濃野公人 写真:アフロスポーツ

 鹿島アントラーズは20日、DF濃野公人が海外移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱すると公式発表。移籍先はMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドであり、DF黒川圭介(元ガンバ大阪)とチームメイトになる見込みだが、この海外移籍に対して一部メディアから批判が噴出。代理人の影響も指摘されている。

 日本サッカーに詳しい海外メディア『Jリーグインサイダー』は20日、濃野のMLS移籍報道に触れた上で、「Jリーグが選手を引き留めるという点で、いかに情けないリーグになってしまっているのかについて話さなければならない。本当にその責任がリーグだけにあるのか、クラブにあるのか、それとも選手自身にあるのかは分からない。しかし、この問題について真剣に議論する必要がある」と指摘している。

 その上で、Jリーグでプレーする日本人選手の傾向について「今では、海外から届くどんなオファーでも、日本人選手にとっては自国でプレーすることより価値があるように見えてしまう。もちろん、ヨーロッパから数多く届くオファーは別の話だ。それらはすでに現実となっており、実際に成功を収めているケースもある。日本サッカー協会(JFA)も、欧州でプレーする選手をより注視していることは明らかだ」と持論を展開すると、濃野のケースについて以下のように報じている。

 「成長を続けるリーグであるMLSには敬意を払うべきだ。しかし現時点では、JFAは代表招集においてMLSをほとんど検討に含めていない。吉田麻也が招集されたのも代表引退試合のためだったし、古橋亨梧も代表入りを望むならアメリカへ行くべきではないと忠告されていた」

 「将来性豊かな選手が、国内でタイトルを狙え、AFCチャンピオンズリーグでも戦える鹿島アントラーズを離れ、MLSで中位に位置し、CONCACAFチャンピオンズカップにも出場していないDCユナイテッドへ移籍する理由は何なのだろうか」

 「その背景を理解する必要がある。なぜ日本人選手はこれほどまでに海外でプレーしたがるのか。なぜMLSがそこまで魅力的な選択肢となっているのか。それは、代理人が選手たちの考えに大きな影響を与えているということだ」

 「DCユナイテッドでリオネル・メッシがプレーしているのであれば話は別だが、鹿島アントラーズからDCユナイテッドへ移籍することが良い選択ではない」

 その上で、同メディアは「Jリーグはこの問題を早急に解決しなければならない。濃野は代理人に翻弄された。誰もが代表入りは極めて難しいと分かっているリーグへ送り込まれた」と批判を展開している。