
佐古真礼(東京ヴェルディ)
3人目は、東京ヴェルディのDF佐古真礼だ。
佐古は東京Vの下部組織でプレーしたのち、2021年にトップチームへ昇格した。プロ入り後は、藤枝MYFCや長野パルセイロ、いわてグルージャ盛岡への期限付き移籍を経験。異なる環境で武者修業を重ね、実戦での経験を積み上げてきた。なかでも、身長193cmという圧倒的な体格を生かした空中戦や対人守備の強さは目を見張るものがあり、過去にはU-22など各世代の日本代表候補にも選出された実績がある。
2025シーズンは再び東京Vへ復帰を果たすも、怪我などもあり、J1リーグを含めた公式戦での出場はまだ果たせていない。しかし、懸命なリハビリを経て練習復帰を果たすなど、着実にシーズンを通して戦うことができる状態にコンディションを仕上げている。
佐古としても、プロで生き残る為にも爪痕を残すことが求められ、勝負の1年となるはずだ。今シーズンは期限付き移籍となる可能性も高く、移籍先にCBが手薄となった札幌が手を挙げる可能性があるだろう。
山下柊哉(無所属)
4人目は、シンガポールでのプレー経験があるDF山下柊哉だ。
CBを務める山下は、これまで常葉大学で主将としてチームを牽引した後、2021年にアルビレックス新潟シンガポールへ加入した。DFながら卓越した足元の技術や空中戦の強さを武器に、加入初年度からリーグ戦21試合3得点をマーク。確かな統率力と高い守備力が際立ち、同年のリーグ年間ベストイレブンに選出された。
2022年からは強豪のタンピネス・ローバースへ完全移籍を果たす。ここでも、持ち前の対人守備を武器に、不動の主力として最終ラインを支え続けた。4シーズンで公式戦通算149試合に出場し、サポーターからも深く愛される象徴的な存在へと成長した。
直近の2025/26シーズンも、国内リーグ戦だけでなくアジアの国際大会であるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に参戦。国際舞台の厳しい環境のなかで計10試合に出場し、確かな経験と実績を積み上げたが、シーズン終了後の2026年6月には、契約満了が発表された。
Jリーグでのプレー経験はないものの、シンガポールの地でトップクラスのDFとして地位を確立した山下は、ポテンシャルやプレースタイルを加味しても札幌のサッカーにも合致していると考えられ、強化部が水面下で獲得に動いている可能性もあるだろう。
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