
7月1日、北海道コンサドーレ札幌は、8月に開幕する明治安田J2リーグ2026/27新シーズンに向けて、宮の沢白い恋人サッカー場(北海道札幌市)でチームを始動させた。
今オフシーズンの札幌は、FW唐山翔自(ガンバ大阪から期限付き移籍)やFWヴィニ・ペイショット(清水エスパルスから期限付き移籍)、DF野瀬翔也(ザスパクサツ群馬から完全移籍)、MF木實快斗(セレッソ大阪から期限付き移籍)と各ポジションに実力者を揃える補強を敢行した。
一方で、百年構想リーグで他クラブへ期限付き移籍でプレーしていたMF高嶺朋樹(名古屋グランパス)、FW中島大嘉(ザスパ群馬)、DF家泉怜依(水戸ホーリーホック)が、完全移籍に移行することが決まっている。
なかでも、新体制がスタートする直前の6月28日に移籍が決まったCB(センターバック)を務める家泉の不在は、3バックや4バックと柔軟な戦術を敷く札幌としては痛手となるだろう。その為、9月16日まで開かれている第1登録期間(夏の移籍ウインドー)を前にCBの獲得に動くことが考えられる。
ここでは、札幌が今夏狙うべきCB補強候補の4選手を、筆者独自の視点から紹介する(データは2026年7月15日時点に基づく)。

今井智基(無所属)
1人目は、現在無所属のDF今井智基だ。
大宮アルディージャの下部組織から中央大学を経て、2013年にトップチームへ加入した。プロ1年目から対人守備の強さと、粘り強い1対1の対応を武器にJ1リーグ戦23試合に出場するなど頭角を現す。その後、柏レイソルや松本山雅でプレーしたのち、2020年にはオーストラリアのウェスタン・ユナイテッドでプレーし、自身初となる海外移籍を経験した。同クラブでは主力としてリーグ優勝に貢献するなど、異国の地で強固なキャリアを築いた。
2025年9月には、J1の町田ゼルビアへ電撃加入し、自身としては5年半ぶりとなる日本復帰。しかし、2025シーズンは期待とは裏腹に、公式戦に一度も出場することができないまま、2026年7月3日に契約満了に伴い退団することが発表されている。
右SB(サイドバック)やCBの経験が豊富な今井が札幌に加入することは、長丁場のシーズンを戦う上で間違いなくプラスに作用するだろう。

成瀬竣平(無所属)
2人目は、各世代の日本代表に選出された経験を持つDF成瀬竣平だ。
現在無所属の成瀬は、名古屋グランパスの育成組織出身のディフェンダーで、高校3年生の2018年にトップチーム(プロのチーム)へデビューし、2020年にはJ1リーグで25試合に出場するなど台頭した。その後は成長と出場機会を求め、ファジアーノ岡山、モンテディオ山形、水戸ホーリーホック、V・ファーレン長崎への期限付き移籍を経験し、守備の堅実さはもちろん、パスやドリブルの技術を磨いてきた。
2025シーズンから柏レイソルへ完全移籍で加入。しかし、柏では持ち味としていた守備力が影を潜め、対人守備ではあっさりと振り切られてしまうシーンが見受けられてしまい、指揮官の評価を下げてしまう。結果として同シーズンは公式戦5試合のみの出場にとどまった。百年構想リーグでも出場はなく、6月4日に契約満了となったことが発表されている。
右SBを主戦場としている成瀬だが、CBもこなすことができるユーティリティ性は札幌サイドからすると魅力的だろう。元々備わっているポテンシャルが高いだけに、成長を見越して獲得する可能性は考えられる。
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