
アヤックス所属のFIFAワールドカップ北中米大会日本代表DF板倉滉は、DF冨安健洋と同じく今季終了後に移籍する見込み。DF高井幸大にかわるセンターバックとしてボルシアMGへ復帰する可能性にくわえて、ハンブルガーSVからの関心も報じられているが、ブンデスリーガ再挑戦にむけて問題を抱えているという。
ドイツ紙『Mopo』は、板倉がハンブルガーSVの「候補リストに入っている」「板倉はブンデスリーガ復帰を望んでいる」とリポート。『Absolut Fußball』の報道内容を引用する形で、以下のように伝えている。
「板倉はドイツで決して無名の存在ではない。日本から欧州へ渡った後、まずフローニンゲンで経験を積み、その後シャルケを経てボルシアMGへ加入した。29歳のセンターバックは、そこでブンデスリーガ屈指の主力選手へと成長。昨夏には1000万ユーロ超の移籍金でアヤックスへ移籍した」
「アヤックスでは今季、リーグ戦、カップ戦、そしてUEFAチャンピオンズリーグを合わせて公式戦26試合に出場した。しかし、彼はアヤックスに対して不満を抱いている。複数のブンデスリーガ所属クラブが彼の状況を注視している」
本職はセンターバックであるものの、一時中盤でのプレーを余儀なくされた板倉。この起用法を巡って、アヤックス指揮官との意見対立が一時取りざたされていただけに、選手サイドは移籍に傾いているとみられる。
ただ、『Mopo』は「現時点で移籍は難しい」と報道。「板倉はアヤックスと2029年までの長期契約を結んでいるうえ、昨夏に高額な移籍金を支払ったアヤックスが、多額の移籍金を要求する可能性が高い」と斬った。また、ハンブルガーSVの内部事情にも言及。「現在のハンブルガーSVの財政規模には見合わない給与条件も障害となる見込みだ」としている。
ボルシアMGも補強予算が現時点で数億円規模と報じられているだけに、期限付き移籍での獲得でさえ難しいと考えられる。適切なオファーが届かなければ、アヤックス残留という本人が望んでいない形で決着するかもしれない。
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