
リバプール所属のFIFAワールドカップ北中米大会・日本代表MF遠藤航は、クラブの公式サイトが引用したFIFPROの『Footballers Unfiltered』インタビューで、アルネ・スロット監督体制下での複雑な心境を明かした。
遠藤は今季、プレータイムわずか455分と出場機会に恵まれなかった。今季12試合出場で先発はわずか3試合。シーズン終盤の3か月は足の負傷で離脱したが、負傷以前からすでに「緊急時以外はほとんど使われない」状況が続いていた。
本人は「今季も、そして昨季も多くの試合に出場できていないので、自分にとって難しい時期です」とした上で、「でも重要なのは、どんな試合でも準備をしておくことだと思っています。たとえ5分や10分しかプレーしなくても、ピッチ上で良いプレーをしなければいけません。だからここ数シーズンは、それを意識してやってきました。自分が少し年を取ったと感じています。もう33歳ですし、多くの試合には出場していません。でも、それでもリバプールで毎試合プレーできると感じています。だから前向きでいることが、自分にとって何かを成し遂げるためにも重要だと思っています」と述べている。
リバプール残留に前向きな姿勢を示した遠藤だが、自己評価とクラブの起用実態の乖離は、今夏の去就交渉を複雑にする火種になりうる。昨夏はフランクフルトが、その前年にはマルセイユがオファーを提示したものの、いずれも移籍は成立しなかった。
現地メディア『this is anfield』は「遠藤は前向きな姿勢を保っている。自身が今なお高いレベルで毎週先発できる力を持っていると考えているのは明らかだ」としつつも、「年齢や中盤の競争激化を考えると、スロット監督体制のリバプールで遠藤が毎試合プレーする可能性は低く、今夏の移籍につながる可能性もある」と指摘。「契約を1年残す中、選手とクラブの双方が、袂を分かつのか、それとももう1シーズン共に戦うのか、大きな決断を下す」と締め括った。
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