
今2025/26シーズンのプレミアリーグで首位を走るアーセナルだが、その補強戦略に疑問の声が上がっているようだ。同クラブは前線に選手を補強したものの、戦力の質的向上や多様性の獲得には至っていないと指摘された。
UKメディア『Football365』は、「アーセナルはリバプールから学ばなかった。彼らは違いではなく層の厚みを加えた」と題した記事を報じた。
同メディアによると、同クラブに所属するMFカイ・ハフェルツ、FWブカヨ・サカ、FWガブリエウ・マルティネッリ、MFマルティン・ウーデゴール、FWレアンドロ・トロサールは3年前からの主力だが、タイトルに届かなかった当時と同じメンバーであり、誰も置き換えられていないと指摘。
MFエベレチ・エゼ、FWノニ・マドゥエケ、FWビクトル・ギェケレシュを獲得したものの、彼らは戦力の向上ではなく「ミケル・アルテタ監督の保険」のような存在に過ぎないとも伝えた。
さらにマドゥエケがサカの立場を脅かすことはなく、エゼが好調時のウーデゴールを上回るわけでもなく、ギェケレシュもアルテタ監督のシステムの中では期待されたステップアップとなっていないと指摘。
同メディアは同リーグのライバルであるリバプールと比較し、ユルゲン・クロップ前監督がFWモハメド・サラー、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミーノをエリートに育て、控えにもFWディオゴ・ジョタ、FWルイス・ディアスなど異なる特徴を持つ選手を揃えたと説明。
また、プレミアリーグのマンチェスター・シティも10年にわたって同様の戦略を取ってきたとし、最高のチームは層が厚くなるだけでなく、より多様で予測不能になると分析した。
アルテタ監督は今シーズンのリーグ34試合で21通りの前線4人の組み合わせを使用しているという統計も紹介されている。現時点では首位に立っているものの、「いわゆる勝負弱さの問題もあるだろう」と同メディアは指摘。
また、ようやくリズムを掴みかけた選手がまた負傷で離脱するのを目の当たりにすれば、「またか」と感じる中で心理的にも厳しいとし、この局面を乗り越えた経験がチームにも監督自身にも不足していると同メディアは分析している。
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