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16歳でプロ契約!浦和レッズ和田武士は「将来欧州移籍、日本代表入り」伊メディア衝撃評価の全貌

和田武士 写真:アフロスポーツ

 U19日本代表MF和田武士は2026年1月、浦和レッズとプロ契約を締結。2019年のGK鈴木彩艶(現パルマ)以来、クラブ史上2人目となる16歳でのプロ契約締結で注目を集めたが、その名はすでにイタリアにまで届いていた。

 イタリアメディア『milanvibes』のマルコ記者が和田を徹底解剖した。インサイドハーフとしての資質を4つの観点から分析し、こう断言している。「将来欧州へ移籍し、長年にわたってプレーし続けるだろう。そして日本代表でも長く活躍する存在となるはずだ」。

 16歳への評価として、これは異例の熱量だ。マルコ記者が特筆したのは、まず守備時・保持時ともに際立つ戦術理解度の高さ。右利きながら両足を最適に使い分ける技術力、サイドチェンジを容易に実行できるロングボールの精度、そして「常に周囲を確認し続けるスキャニング能力と、迅速かつ継続的な意思決定」——この4点が将来性の根拠として挙げられた。小柄な体格ながら動的バランスに優れ、体格で上回る相手との接触にも耐える。一見シンプルに見えるプレーの裏に、高いリズムでゲームを組み立てる「整然としたレジスタ」としての本質が潜む、とも指摘されている。ワンタッチでの縦パス、ライン間への頻繁な飛び出し——規律・技術・強度を兼ね備えた、いわば「日本的スタイルの完成形」という評価だ。

 むしろ、この賞賛は今に始まった話ではない。

 2025年11月、日本サッカーを専門に扱う海外メディア『スカウトJP』はすでにこう記していた。「彼は常に一歩先を読む、賢く落ち着いたミッドフィルダーだ。プレッシャーのもとでも難なく対応し、クリーンなタッチとコントロールされたドリブルで回避しながらプレーをつなぐ」。さらに「そのスタイルは彼の憧れであるルカ・モドリッチを思わせる」とまで言い切った。

 浦和とプロ契約を交わしたばかりの16歳に、イタリアメディアが将来の欧州移籍を「断言」する構図。クラブが彼を長期的に抱えられる保証は、どこにもない。才能の早熟さは喜びであると同時に、移籍市場で海外クラブの青田買いの対象でもある。浦和としては海外挑戦となった場合に高額の移籍金を確保することが求められそうだ。