
明治安田Jリーグ百年構想リーグは、4月17日時点で地域リーグラウンド第10節(※)まで消化し、早くも折り返しを迎えている。2026年からJリーグの開幕時期が8月に移行することを受け、今季は特別フォーマットとして同リーグを開催。J1は20チームが東西に分かれ、J2・J3は計40チームが4組に分かれて、ホーム&アウェー方式による2回戦総当たりの地域リーグラウンドを戦っている。
今後、東西それぞれ同順位のチーム同士が対戦するプレーオフラウンドを実施し、最終順位を決定。J1優勝クラブには賞金1億5,000万円に加え、2026/27シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場権が与えられる。2位は6,000万円、3位にも3,000万円の賞金が設定されている。
注目すべきは、百年構想リーグのレギュレーションだ。地域リーグラウンドでは引き分けがなく、90分間で決着がつかない場合は即PK戦で勝敗を決定。さらに、勝ち点に応じた賞金制度も導入されており、勝ち点1につき200万円が加算される。18試合を全勝すれば、最大で1億800万円の賞金獲得が可能だ。1試合ごとの結果がそのまま収益に直結する点も、大会の大きな見どころといえるだろう。ここでは、4月17日時点のJ1全20クラブ賞金獲得ランキングを紹介する。
※ACLEの影響により、ヴィッセル神戸、町田ゼルビア、清水エスパルス、FC東京の4クラブは11試合消化。

19位タイ:ジェフユナイテッド千葉
- 第10節時点での獲得賞金:1,800万円
- 勝ち点:9
- 成績:2勝8敗(うちPK負3試合)

19位タイ:横浜F・マリノス
- 第10節時点での獲得賞金:1,800万円
- 勝ち点:9
- 成績:3勝7敗

16位タイ:アビスパ福岡
- 第10節時点での獲得賞金:2,200万円
- 勝ち点:11
- 成績:4勝6敗(うちPK勝2試合、PK負1試合)

16位タイ:ファジアーノ岡山
- 第10節時点での獲得賞金:2,200万円
- 勝ち点:11
- 成績:3勝7敗(うちPK勝1試合、PK負3試合)

16位タイ:柏レイソル
- 第10節時点での獲得賞金:2,200万円
- 勝ち点:11
- 成績:4勝6敗(うちPK勝1試合)

13位タイ:V・ファーレン長崎
- 第10節時点での獲得賞金:2,400万円
- 勝ち点:12
- 成績:4勝6敗

13位タイ:水戸ホーリーホック
- 第10節時点での獲得賞金:2,400万円
- 勝ち点:12
- 成績:4勝6敗(うちPK勝3試合、PK負3試合)

13位タイ:浦和レッズ
- 第10節時点での獲得賞金:2,400万円
- 勝ち点:12
- 成績:3勝7敗(うちPK負3試合)

12位:サンフレッチェ広島
- 第10節時点での獲得賞金:2,600万円
- 勝ち点:13
- 成績:5勝5敗(うちPK勝2試合)

10位タイ:川崎フロンターレ
- 第10節時点での獲得賞金:2,800万円
- 勝ち点:14
- 成績:5勝5敗(うちPK勝2試合、PK負1試合)

10位タイ:セレッソ大阪
- 第10節時点での獲得賞金:2,800万円
- 勝ち点:14
- 成績:5勝5敗(うちPK勝2試合、PK負1試合)

9位:東京ヴェルディ
- 第10節時点での獲得賞金:3,000万円
- 勝ち点:15
- 成績:6勝4敗(うちPK勝3試合)

8位:名古屋グランパス
- 第10節時点での獲得賞金:3,200万円
- 勝ち点:16
- 成績:5勝5敗(うちPK勝1試合、PK負2試合)

5位タイ:清水エスパルス
- 第11節時点での獲得賞金:3,400万円
- 勝ち点:17
- 成績:5勝6敗(うちPK勝2試合、PK負4試合)

5位タイ:ガンバ大阪
- 第10節時点での獲得賞金:3,400万円
- 勝ち点:17
- 成績:6勝4敗(うちPK勝3試合、PK負2試合)

5位タイ:京都サンガ
- 第10節時点での獲得賞金:3,400万円
- 勝ち点:17
- 成績:6勝4敗(うちPK勝2試合、PK負1試合)

4位:町田ゼルビア
- 第11節時点での獲得賞金:4,400万円
- 勝ち点:22
- 成績:8勝3敗(うちPK勝3試合、PK負1試合)

3位:FC東京
- 第11節時点での獲得賞金:4,600万円
- 勝ち点:23
- 成績:8勝3敗(うちPK勝3試合、PK負2試合)

2位:ヴィッセル神戸
- 第11節時点での獲得賞金:5,000万円
- 勝ち点:25
- 成績:8勝3敗(うちPK勝2試合、PK負2試合)

1位:鹿島アントラーズ
- 第10節時点での獲得賞金:5,200万円
- 勝ち点:26
- 成績:8勝2敗(うちPK負2試合)
TOPは鹿島。200万差で神戸が追う構図に
このように、4月17日時点で最も賞金を稼いでいるのはEAST1位の鹿島アントラーズだ。第10節終了時点で8勝2敗、勝ち点26と圧倒的な強さを見せている。中でも際立つのが守備力で、総失点「5」はEAST・WESTを含めたJ1全20クラブで最少。安定した守備が首位快走の原動力となっている。
続く2位は、WEST首位のヴィッセル神戸。鹿島より1試合多い11試合を消化しながら、8勝3敗の勝ち点25を記録している。総得点「22」はリーグ最多であり、前線にタレントを揃える攻撃陣の破壊力が際立つ。
一方で、第2節から6連敗を喫し、J1全体で最も苦しい戦いを強いられていたアビスパ福岡も、ここにきて巻き返しを見せている。直近3試合で3連勝(うちPK戦で1勝)を収め、一気に勝ち点を積み上げて16位タイに浮上。後半戦に向けて、再浮上の兆しを感じさせている。
賞金争いはまだ折り返し地点。上位勢の独走か、それとも追撃か。後半クールの行方にも注目が集まる。
コメントランキング